私は、エンジニアではありませんが、フリーランスでホームページの作成代行をしています。
専門学校に通ったとか、制作会社に勤めていたという事はなく、全て独学で覚えました。
一口にホームページと言っても様々ですが、必ずしも深い専門知識が必要と言うわけではありません。
そんな自分の体験を踏まえて、初心者でも独学でホームページを作る方法を説明したいと思います。
ホームページの作り方
ホームページを作成する手段として、現在、大きく分けて3通りの方法があり有ります。
ホームページ作成ソフトを使う方法
ホームページ作成用アプリを使って、ホームページ表示用の言語(HTMLやCSSなど)で記述したテキストと画像ファイルを公開用のサーバー(レンタルサーバー)にアップロードして公開します。
ホームページビルダーやドリームウィーバー(DreamWeaver)などのアプリが有名です。以前はもっと多くのアプリがあったのですが、最近は少くなってきた気がします。
費用は、レンタルサーバー代とドメイン費用で年間約10,000円~ほど必要になります。
サイトの公開手順
クリックしてください
- サイト構成やデザインを決め、コンテンツの素材(写真、テキストなど)を準備
▼ - ドメインを取得して、ホームページ用サーバーを準備
▼ - HTMLやCSSを専用のアプリを使って作成、またはコードを手打ちで作成
▼ - コードや素材をアップロードして公開します
WordPressを使う方法
WordPressはCMS(コンテンツマネージメントシステム)の一種で、公開用のサーバにインストールして運用します。
システムをWEBサーバーに置いてあるので、スマートフォンやタブレットなどのモバイル端末からでも管理できます。WEB 上の43%のサイトが WordPress を使っており、個人ブログから大規模なニュースサイトまで用途はさまざまです。
基本的には、HTMLやCSSを使用せずノーコードで運用でき、プラグインで機能を追加することも可能です。
無料・有料の様々なテーマ(テンプレートのようなもの)があり、初心者でも高品質なサイトを作成できます。
費用は、レンタルサーバー代とドメイン費用で年間約10,000円~ほど必要になります。
サイトの公開手順
クリックしてください
- サイト構成やデザインを決め、コンテンツの素材(写真、テキストなど)を準備
▼ - ドメインを取得して、ホームページ用サーバーを準備しWordPressをセットアップ
▼ - サイト構成やデザインに沿ってトップページや各ページ作成
▼ - 公開します
クラウド型のホームページサービスを使う方法
クラウド型ホームページサービスとは、WEB上でホームページの構築~公開ができるサービスです。自身でサーバーを用意する必要はありません。
ノーコードで運用でき、最も導入が優しい方法です。個人~企業向けまで様々なサービスがありますが、代表的なサービスとして Wix ペライチ STUDIO Jimdo などがあり、費用は無料から始められます。
サイトの公開手順
クリックしてください
- サイト構成やデザインを決め、コンテンツの素材(写真、テキストなど)を準備
▼ - サーバー契約は不要。独自ドメインを使用したい場合は別途にドメインを取得
▼ - クラウドサービスの管理画面からテンプレートやデザインツールを使用してページを作成
▼ - 公開します
※サーバの契約やコーディングが不要なのが特徴です。
デザインに特化したものや、テンプレートに画像や文字を差し替えるだけで誰でも簡単にホームページが作れたりするサービスもあります。
ホームページを作るには専門知識は要らない?
ホームページとはブラウザ(ChromeやSafari)が表示できるコードをサーバにアップロードすることによって見ることが出来ます。
かっては、HTMLやCSSを習得したり、高額なアプリを購入してコーディングをする必要がありましたが、今は必要度は激減しています。
WordPressもブロックエディターが普及して「ノーコード」が進んで行きそうな気がします?
時代は「ノーコード」なのかもしれませんね?
大切なのは 中身
私はフリーランスでホームページの作成を受注する事もあるのですが、一番難しいのはホームページそのものを作る技術よりも、その前段階で
- サイトの構成を決める
- キャッチコピーや説明文、画像等の素材を準備する
- トップページや各ページのデザインを考える
という点に、一番 苦労します、、、
特に、説明文や画像等の素材はお客さんに提供してもらいます。
昔は撮影に行ったり、イラストを作ったりしたこともありましたが、今は(単価を下げる為に)素材はお客さん側から出すようにしてもらっています、、、
これが凄く時間がかかるんです、、、担当者さんにもよりますが、長いときで半年くらい(笑)
でも、この部分は私が勝手に創作するワケにもいかないので、お客さんに出すようにしてもらっているんです、、
そう考えると、ホームページで一番重要なのは、サイトのページ構成やデザインでは無く、”中身”なんですよね?
ホームページとはネット上に、自分の伝えたい情報を公開する手段の一つです。ブログサービスやSNSでも同じような事は出来るかもしれませんが、他者のプラットフォームからでは無く、自分だけのWEBサイトを持つことはとても意味のあることだと思います。
私自身はWordPressが好きですが、Wix や STUDIO などのクラウド型サービスも興味津々で、これからもいろいろと試してみようと思います。
独学で出来るホームページ
時代は、どんどん専門知識を必要としない方向に進んでいるようです?
必要最低限の知識は必要かもしれませんが、昔のように難しい専門書で勉強しなくても「やってみたら意外と上手くいった」みたいになると思います。
WordPressやクラウド型ホームページサービスは独学で充分 対応出来ますので、チャレンジしてみてください。
これから順次、「独学で出来るホームページの作り方」を掲載していく予定です。